時代の流れとは面白いもので、常識として持ち合わせていなかった、発想すらなかったものまでいつのまにか誰かが作っていたなんてことがある。
立ち食いピザ屋があるらしい。
先日、そんな情報を小耳に挟んだ。
立ち食いといえば、やはり最初に思い浮かばれるのは駅でおなじみの『立ち食い蕎麦屋』であろう。 その他には最近人気らしい『立ち呑み居酒屋』などもあるし、過去『立ち食い寿司屋』や『立ち食いステーキ屋』などにも入ったことがある。
しかし、ピザというのは知らなかった。
なんでも本場にある立食スタイルの店舗の模倣らしいが、知らないものは知らなかった。
知らないならば知るしかない。 ピザ好きなら特にである。
というわけで、日曜のお昼に件のお店に突撃してきた。
すると確かに立ち食いピザ屋が存在していた。
三人ぐらいが限度の小さなカウンターしかない小さな店舗が気になるが、値段はピザ380円からで高くても1000円いかないととてもリーズナブル。 かといって小さすぎないちょうどいいサイズ。 宅配のMよりかはちょっと小さいかな?といったぐらい(Mしか頼んだことないからSの大きさわかんねえ)。 生地もモチモチしておいしかった。
しかし後から冷静に考えてみたら、立ち食いの珍しさはあったがピザ自体は標準的な味で星がビタビタ貼られるほど特別うまかったというほどでもなかった。
立地もmutaさんじゃ食べに行く気がないと寄れない場所だし、毎度はいけないなあ。
デジカメ買ったった。
ただ、欲しい機能を選択して、入念に事前調査をし、機種を決めた状態でお店に行ったのに、なぜか違うデジカメを買ってしまった。
Oh 目移り。 優柔不断イクナイデースネ。
その帰り、東京駅から京葉線に乗り換え(長い!)ようと歩いていたら、下車した人がやたら多かった。
てっきり、舞浜から乗った黒い円盤が二つ付いたカチューシャを付けるような連中かと思っていたのだが、やたら大きな紙袋を引っさげた俺らみたいな人が混じっていた。
コミケ・・・ではない。
ああ・・・ワンフェスか・・・。
すっかり忘れていたがそういうこともあった。 彼らはその夏の風物詩を忘れることなく十分に堪能してきたのだろう。
休日の楽しみ方。 夏の楽しみ方。
人それぞれ。
どうしようもなくオタク。
たぶん一生オタク。
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