一昨日のことを今更かくズボラ人間とは私のこと!
久しぶりに平日一日、暇が出来たので、休日だと混んでいそうな『なのは』の映画を観てきた。
場所はやはりというかなんというか、池袋。 ただし、現在放送中の某アニメの主な舞台になっている東口ではなく、西口にある映画館。 いや、そんなところに映画館なんてあったなんて、初めて知った。
目標は、朝一の上映。 間に合うように出発して、着いたのがおよそ三十分くらい前。 だというのに、すでにそこそこの行列が映画館の前に出来ていらっしゃった。
平日とはいえそれなりに人がいるだろうとはふんでいたが、実際にみるといったいこの人たちは平日の朝っぱらからなにをやっているんだろうと、軽く考えてしまった。 自分もその中の一人なのに。
私も年齢的にはいい大人なのに、行列に並んでまで魔法少女の映画を観ようとするなんて…。 30越えてもこんな調子でアニメの行列に並ぶのだろうか、とも考えてしまった。 決定事項なのに。
ま、どうでもいい話はこれくらいにして。
映画自体について述べるとすると、こうして改めて観ると、まるでジャンプの王道のようなストーリーだった。
大筋はそのまんまだったので、遠慮なく書くと、
突然、事件に巻き込まれ未知の力に目覚める
↓
天性の才能の持ち主だったので、あっさり勝利
↓
謎のライバル出現
↓
負ける
↓
修行して強くなる
↓
再戦
↓
勝利
↓
ライバルが仲間になって、より強力な敵と戦う
といった内容。 これは魔法少女でなければ、どうみてもジャンプのバトル漫画の王道ストーリー。 さすが、自ら熱血魔法少女アニメというだけはある。
ストーリーについていえば、もうひとつ。 二時間映画に色々詰め込んだせいで、話の流れが少々窮屈でゆとりのない状態になっているような気がする。 そのせいで設定でもウルトラCのとんでも設定を作って時間短縮しているようにしかみえないシーンが後半にちらほら。
無理のないようにするためにも、もう少し時間に合ったストーリーにするか、ストーリーに合わせた時間の取り方をするかしたほうがいいような気がしたなあ。 今回の映画に関して言えば…、例えば1クールのアニメにするとか。
などと、ここまでえらそうにストーリーのことばかり書いてきましたが、そんなものは些細なこと。
やはり、この映画で注目すべき点は、なのはさん(現:なのはちゃん)の悪魔性ついて。
一部ファンの間では、その無敵超人っぷりと残虐非道っぷりから、アニメの二期目で『悪魔』。三期目で『魔王』と呼ばれるようになる、なのはさんですが、今回の映画はそれらよりも過去の話で魔法初心者なのにも関わらず、その片鱗どころか、すでに魔王の域に達していらっしゃる。
なんですか? あの破壊力は?
あんたラピュタじゃないんだから、あの破壊力はないでしょう。 まして、それを人に向けてなんて、どうかしてるとしか思えないですわ。 もう戦闘中ドリフのBGMが流れっぱなしでしたわ(笑
まあ、他にも突っ込みどころはいっぱいありますが、それこそ語るに尽きないので、最後に全体的な観想を一言だけ言って終わりにしたいと思います。
やっぱり、なのは は面白い!
どうしようもなくオタク。
たぶん一生オタク。
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